イタリア映画祭で鑑賞。
ジーグを大して知らなくても充分楽しめる。立ちはだかるギャング団。身寄りのないメンヘラ女。暴力、犯罪、セックスなど退廃的な空気感に溢れているが、スーパーパワーと鋼鉄ジーグという切り口が斬新な展開を生んでいる。ローマを流れるテベレ川の水中になぜか放射性廃棄物があったり、いつの間にか主人公がジーグのDVD BOXを買って見ていたりするのもご愛嬌。最後はヒーローものっぽく手に汗握るところも。決してユニークなだけではなく、切なさの中に温かいハートが感じられる作品。
Tu sei JEEEEEEG !