日本のアニメ『鋼鉄ジーグ』にインスパイアされて作られたイタリアのヒーローアクション。元ネタ知らなくても全然問題ないッスよ。
結論から言うと個人的には大好物でした。
ゴロツキだった主人公エンツォが能力を得て、やがて同じ様に力を得るゴロツキの頭、ジンガロと闘う。
雰囲気はMCUフェーズ1のヒーローオリジン話を『レオン』風味にして、最後日本ヒーローで味調整（特撮もの）したカンジ。
相当ベタなんだけど、そこがいい。
ある意味世界各国で繰り返しやってるテーマ。そこにイタリアならではの要素を足したり、ジーグへの押しつぶされんばかり愛溢れるオマージュで盛り上げる。
【ヒーローとは何なのか】
この問いに直球で打ち返せるだけの気概と自信があるんだろう。この答えを出す終盤がとにかく熱く胸に迫る。
マーベルや、DCEUなどのハリウッドヒーローオリジンとは予算も違うし、見せ方もスマートじゃない。けど世にコレを届けたい！という情熱は負けてねぇ。
ヒーローものっていいっすねぇ。
