燕鷲

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグの燕鷲のレビュー・感想・評価

3.5
しがない盗っ人稼業で生計を立てる孤独なパーマ野郎(この男、序盤の好感度は皆無である)が善行に目覚めていく道程を描いたアクション佳編。

超絶美人ともフツーとも言えない絶妙なルックスのヒロイン(イレニア・パストレッリ、憶えておこう)と織り成す心の交流の景観が映画の水準を一段上げている。
遊園地を訪れる場面が最たるものだろう。
ロマンスにおける観覧車の新たな活用性を示した珠玉のシーンだ。二人のデートを見守るためだけにこの映画は存在していると言っても過言ではない。
燕鷲

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