このレビューはネタバレを含みます
気軽に観れるイタリア映画。
主人公はリストラ対象になったマイペースな公務員ケッコ。
父からの教えもあり、好待遇な公務員が1番手堅くて幸せになれる職業だとして、数々のトラブルと、辞職へ追いやる策略も巧みにかわし、公務員にしがみついている。
「辞めたくなるような勤務地を」と向けられた北極での命懸けの勤務も、運命の女性と出会い、まんまとミッションコンプリート。
心強い弁護士の助言ももらいながら、優位に公務員メリットを受け続けるケッコも、愛する女性との間に子どもが産まれるとなれば話は別。
公務員好待遇への皮肉と、アダルトチルドレンの大人になる成長ストーリーがコミカルに描かれていました。
個人的には世界各地を旅した気分になれたので、そちらの面で特に楽しめた。
