プライムビデオで無数に増えつつあるウォッチリストをなんとか崩そうと躍起になる私。
今宵白羽の矢が立ったのが本作。理由は簡単。きっとライトで明るい話に違いない…はずだった。
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思えば幼い主人公が、将来の夢を語るシーン描写から不穏な予兆はあったかもしれない…
本作は、生涯安泰な公務員になるという念願を叶えた男が、その地位を守る執念で、何故かどんな困難にも打ち勝ってしまうというお話。
彼の興味は〜手当てと金の話ばかり。これがコメディだとは分かっていても、努力をせずに権利にはやたらと細かい、彼の言動に頭痛がしてきてしまう…どうしよう、1番嫌いなタイプの人間だ汗
物語では、政府の方針転換で公務員の人員削減をすることになる。
そこで人事担当者?の女性が、彼に退職を薦めるのだが、もちろん彼には公務員の立場を捨てる気なぞさらさらない。
ここから彼女の繰り出す左遷人事と、彼の忍耐(でもなく、何故か毎回すぐ適応してしまうのだが…)の応酬が続いていく。(嘘をついた…本当は分かっているのだ。彼は、動機の純、不純は問わず、強いモチベーションに突き動かされ変化し続けたのだ…けど、どうしてもダメだ。だって人は心でしょ!?泣w)
全く根を上げない彼に対し、徐々に狂っていく彼女のメンタル(きっと笑うところw)と、完全な同期を果たした私は、一緒に破滅の道を突き進んでいった…
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本来は笑いを誘っている文脈だろうが、笑いの質?文化のすれ違いも相まってか、みるみる嫌悪感で満たされていく私…
それでも何かが待っているのではと期待した結果…無事最後まで拷問のような時間を過ごした。
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・運も実力の内、実力も運の内…
・悪意ある低スコアでごめんなさい汗
・唯一の心の救いは、左遷されるエリアが苛烈を極めたため、見慣れない景色をたくさん目にすることができたこと!
追記:ずばり私は「不謹慎な笑い」というものが「超」がつくほど苦手なんだと気付きました…泣
ジェットコースター苦手なのに無理やり乗せられるの時と同じ感覚ね…相性が悪かったのだから諦めがつきます^^
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スコア内訳
ルック0.5
シナリオ0.5
役者0.5
深度0