主人公がクズなんだけど、信念を守る能力のあるクズなので、ギリギリ憎まずに済んだ。
公務員って世界共通でこういうイメージなのかな…。
ラスト、展開が少し唐突に感じたし、何ならクズのまま貫き通して欲しかった気もするけど、それはそれで人として最低になってしまうのでこのオチでも良かったのかも。
イタリアの映画はめったに見ないから、やたら食事が美味しそうだったり、公務員なのに服装がお洒落だったり、知ってるイタリア語の単語を聞き取れたりする度にキャッキャッと喜んでしまった。
ちょいちょい挟まれる皮肉の効いたギャグも良かった。