Holden

愚行録のHoldenのレビュー・感想・評価

愚行録(2017年製作の映画)
5.0
無事発表も終わり落ち着いたところで鑑賞

後味が悪すぎる。(上手い意味で)
なるほどと全てが繋がった感じが気持ちよかった。

1歩間違えれば我々も登場人物の誰かのようになるのかもしれない。
人それぞれに自分の「愚行録」はあるのかもしれない。

私の大学でもやたら繋がりを求める学生が多い。開口一番「LINE交換しよ?」映画の中の当時はSNSみたいな「繋がりこそ命」的な裏でのつながりはないからまだ良い。
でも今の学生はどうだろう。インスタTwitterはやって当たり前みたいな、承認要求みたいな...インスタ映えとかね。私が知らないだけですごいいじめが行われているかもしれない

利用されている学生は多いだろうね...
私もレポート見せて、課題見せてって言われるのが嫌で人に期待しなくなった。

私みたいに人間関係は狭く深く派の人間からしたら、映画に出てくるような広く浅くコネ作りの考えは全く同感できず、むしろ登場人物の考え方が気持ち悪くて仕方がないかった(上手い意味で)

人との繋がりとか悩んでいる人見て、一度自分の人間関係をリセット・改めていく分としては良い映画なのかもしれない。

2022年8本目/100
Holden

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