愚行録のHiroakiKurasawaのネタバレレビュー・内容・結末

愚行と分かっていてやってしまう愚行
愚行と思っていない愚行
愚行を評価する尺度の個人差からくるズレ
自分を棚上げしてしまう人間の習性

当事者にとっては、様々な背景をもとに一応その時の最適解を生きているから
愚行に自覚的になるのは難しい。

自分の生活に引き寄せるにはあまりにも題材が重いが...
自分の生活をカメラで回して、見たら愚行はたくさんあるだろう...


田向の同僚が名刺の上にグラスを置いた時の反応とか細かい所が良かった。