個人的には終わり方が結構衝撃でした。登場人物もそうだし、それを観ているわたしたちも、だれ一人として救われない感じ。
ティーチインのときに指摘している方がいましたが(そしてまったく同じことを私も思っ…
"三度の衝撃"とあったので、敢えて原作読まずにティーチイン試写会へ。
満島ひかりさん演じる光子の不幸な生い立ち、そこから這い出し希望を抱いた大学でも表面上だけいい顔して近づいてきた周りの人間のエゴ…
満島さん目的で観ましたが、やはりさすがの演技でした。他のキャストもみんなとても良かった。
原作は読まずに観たので想像より過激なシーンが多いように感じましたが、不思議と綺麗だと感じるものでした。で…
試写会を観ました。序盤から引き込まれる描写が続き、ワンシーンごとに忠実に描かれていると思いました。印象に残ったシーンは、静寂な心を持って、話を聞き取っていた田中がある理由から憤怒を行動で示したところ…
>>続きを読む予告解禁の時から
楽しみにしていた作品!
あえて原作は読まずに、拝見させていただきました!
監督は、物理学部出身で、映画はポートランドで学び、帰国して初めての劇場映画がこの愚行録という
変わった経…
先行試写会へ行ってきたのでレビューさせていただきます。
打ちっぱなしのコンクリートや、ひかりちゃんを覆うように出てくる複数の手が印象的でした。
最初から最後まで映像が暗い感じだったのですが、そこ…
出てくる人、みんな嫌なやつなんだけど憎めない。。。
見終わったら、ずーんとどんよりするんだけど、後味悪くない不思議な感覚。
監督さんから色々な話を聞けて、とくにひかりちゃんの鶏肉をフォークで刺し…
じわじわ、じわじわとこちらに迫ってくる、なんとも言えない、不快感。
「どいつもこいつも、愚か」
だけどどいつもこいつも、ありふれた人間たち。
それぞれの「愚行」が、すごくリアルで、毎日生活しなが…
生活の中で時々触れそうになって、「あ、やだ」と感じる程度の「愚行」たち。自分は絶対しないし関係ないけど、ちょっと分かるーと思いながら観ていた。
そうしたらいつの間にやら分かるなんて言えない、とんでも…
それぞれの愚行がよくよく表現されていて最後まで時間が経つのを忘れるような感じだった
人間それぞれが抱える感情と愚行の距離感、人間同士が抱える距離感を個性の元に際立たせる巧さ
その微妙なラインから…
(C)2017「愚行録」製作委員会