追憶のJoのレビュー・感想・評価

質のいい日本映画だったなと。
昔起こした犯罪事件をいい形で収めてはいけないけどそれぞれがあの事件を蔑ろにして新たな人生を歩んでいない。むしろ啓太は啓太なりに償い、悟は向き合い、篤は法の下で罪を犯した人を掴める者になった。
あの喫茶店を自らの手で壊し、跡地に自分の家族を作るということで自分の中で事件を残したのだろう。