焚いて、浸って、飲んで、語る。ポートランド郊外の森を歩き、秘湯を目指す。旧友とふたり（あと犬）。かつて共有していた喜びが、ふたりの歩みとともに悲しみとなり、壁をつくる。この"いつか"訪れる日がもう近い。さきゆき不透明な時代に、家族を持つ者もいれば、仕事にいっそう精を出す者もいる（はたまた、とことん浮世離れする者も）。自分はどちらかと言えばカートよりで、どれだけ新しい年を迎えても地に足がつかない。「頑張ったところで」と吐きたくなるような昨今。ほどよく森へ向かい、セルフラブで乗り切りたい。
てか、おれもVOLVOのハッチバックでキャンプ行きてー。でっかい寝袋マジ最高。車で森のあいだを抜けていくシーンは、まさに山に向かうおれらの視点と同じで、めちゃくちゃ誘われる。ドライブで聴くヨ・ラ・テンゴもたまらないね。
