オールド・ジョイのネタバレレビュー・内容・結末 - 13ページ目

無言の時間に漂うもの
二人で訪れた温泉で流れる時間の静謐さ、とも違う、、荘厳な、こうふさわしいことばが見つからないような時の流れに息を呑んだ
帰路のネオンに、都会も田舎も変わらないということばが蘇る…

ロードムービー。
常に妻の事が気が気じゃない男マークとマークを楽しませようとし続ける男カート。

心のフォーカスが合ってないから、何もかもが噛み合わない。

最後までマークに愛を与え続けるカート。
…

デビュー作から12年、ジョナサン・レイモンドの短編小説を映画化。音楽にヨ・ラ・テンゴ、出演にウィル・オールダムを迎えた。
ある日、マークは旧友・カートから電話を受け取り、再開を果たす。流れるラジオ、…

２０２０年１２月２８日　下高井戸シネマで

・先日観た『ウェンディ＆ルーシー』と同じくこちらもロードムービーだった。
・結婚を機に恐らく人間関係が変わって行くだろう男と、ずっと同じ感じで自由に暮らし…

温かで稠密な湯に浸かったように、この曇天やあの緑葉の鮮やかさ、息をつめてナメクジが姿勢を変えていくのを見つめるように、ふと気づく湯が流れている音とか、棒を咥えた犬が跳ね飛ぶように、伸びた髭を濡らして…

マーク（ダニエル・ロンドン）とカート（ウィル・オールダム）＋犬による苦味のあるオフビートなロードムービー
道を間違えてキャンプをする事になって焚き火を前に静かに語らう場面が良い。
（作品は2006年…

良すぎて何百回も観れそう。旧友のおっさん2人がキャンプする話で、迷いのないミニマルな構成が気持ちいい。

カートは「あの頃」のように無邪気に旅することができると思っていたが、マークはそれに上手く応え…