端々、特にラストに突き放した不安·浮遊感が併存しているが、いかにも珠玉の掌編小説とでもいった会話や間の味わい、人間や自然の収束されぬ存在の細部の捉え·積上げの映画的魅力·魔力(やや粗っぽい…
>>続きを読むわたしも中年になったもんだ、そしてこれからしばらく中年がつづく。この映画のことを度々思い出すようになるのではないか。まず、分厚い雲の下で旅ははじまりヨラテンゴにあわせて窓からの景色がしばらく映る。コ…
>>続きを読む"Sorrow is nothing but worn out joy." ライフステージの変化で疎遠になりつつあった友達との久しぶりの旅行で、友情の終わりを悟る。リバー・オブ・グラスに続き、またし…
>>続きを読むとても良かった。
田舎の澄んだ空気を吸ったときの高揚感、不安が混じったあの感覚と、時間を隔てた友情の行ったり来たりな心の内の探り合い。
ヨラテンゴの音楽の心地好さとこの組み合わせにはかなり胸がえぐら…
悲しみは(使い古された喜び)に過ぎない。
映画まで時間があり、スパイラルホール近くの銭湯に立ち寄ってから観たせいで、ヨラテンゴの音楽を心地よく聞きながら、温泉に浸かっている時になんとも言えない恍惚…
マジでやってる事が水曜どうでしょう過ぎて(主に闘痔の旅、ヨーロッパ・リベンジ初回、マレーシア・ジャングル探検あたり)、温泉に辿り着けず道端でキャンプ始めたとこなんか、俺の頭の中では藤やんのあの野太い…
>>続きを読む観る人によっちゃ取るに足らないような話かも知れないが、こういう題材を忖度なく誠実に撮るケリーライヒャルトは本当に信頼しちゃう。30を過ぎ、青春を通過して、久々に再会した男2人の決して交わる事のない心…
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