トーンはずっと静かめというか落ち着いているんだけど、ところどころ笑えるシーンだったりほっこりできるシーンがあって、そこが自然とニヤニヤしちゃうくらい微笑ましくて温かくてよかった。飽きずに全然見れる。生田斗真が普段からは想像できないくらい女性だったのが凄いなと思った。
あとちょっとしか登場してない江口のりこがめちゃくちゃ良い味をだしてくれる。最初は冷たい人なのかな？と思っていたけど、去り際にリンコとトモが抱きしめ合っているのを見ている時の表情を見て、ああこの人は助けを求めている子に手を差し伸べてあげたくてこの仕事をやっているんだなと感じることができた。たった一瞬の、あの表情で。それがすごい痺れたなあ
いい意味でとても現実的でリアルで良い映画だったと思う。
