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彼らが本気で編むときは、のmatchanのレビュー・感想・評価

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)
3.5
怒りや悔しさをぶつける代わりに編み物をする、という訳だけど、正直言うと我慢するなって思う。
私は踏み躙られて怒っている、悔しい、と声に出す権利は誰にだってある。
慎ましく、怒りを覚えても押し殺さないと余計に攻撃されたりより面倒だとか、図々しいと思われたくないとかあるかもしれないけど、声を押し殺すことを覚えないで欲しいとも思った。


あとトモの母親の台詞の字幕
「性的嗜好」となっているが正しくは「性的指向」なのでは?
かなり多くの人が間違えがちだが性的嗜好だと匂いフェチだとかになってしまう。トモの母親の認識不足を強調するセリフとしてわざと間違えたのだろうか


この題材を日本で描くようになったことが大きな進歩と今のところ思うしかないのかな、、
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