彼らが本気で編むときは、のつゆりのネタバレレビュー・内容・結末

母親がいなくなっておじの家に預けられたトモがおじの恋人でありトランスジェンダーのリンコと共同生活していく話。
生田斗真の所作がもう本当に上品で素敵でした。
子供が産めても母親になりきれない実母と子供が産めなくても実母より深く愛情を注げるリンコさが対照的に描かれてます。
トランスジェンダーは人生で押し付けられる「普通」に苦しめられることが多いかと思いますが、リンコさんの救いはお母さんがとても理解ある人だったってことだと思うんですよね。
カミングアウトしても家族に理解してもらえず疎遠になったり縁を切る人は多いと聞きます。
その点、学生の頃からきちんと理解して寄り添ってくれたお母さん、全て受け入れてお付き合いしている恋人がいるのはとても幸せなんじゃないかなと。
リンコさんが1人で泣くシーンがほぼなかったのは観てる側の救いでもありました。
切ないけど結構ポップに赤裸々におっぱいとちんこを多様するのでふふってなるシーンもたくさんあります。
終わり方も最高でした。