このレビューはネタバレを含みます
ネグレクトやマイノリティーへの偏見という社会問題に問いかける設定。
どんなママでもやっぱりママがいちばんなんだよなぁ…とラストに突きつけられる。母の愛に飢えるトモと、母に愛されて育ったリンコの対比。
トランスだからこそ、かつ母に愛されてきたからこそ人に愛情を与えられるリンコさんの思いがもう何だかたまらなかった。トモが可愛くてたまらない…って、分かるなぁ…愛するパートナーの姪っ子だし。
編むって何を?と思ってたら、編んでたものがユニークすぎて…怨念やモヤモヤを詰め込むことに加え、自分を愛してるってことなのかな。だから丁寧に供養する、と。最後に編んだギフトも愛情の集大成。
もう少し続きは見たかったけど、続きを想像させる感じのこれくらいがちょうどなのかも。