生田さんのファーストシーンに、ほんまハッとしました。なんて、しおらしい。
LGBTQの方への世間の理解も、5年でだいぶ変わりましたね。小池さんやミムラさんの役の言動のほうが今ではマイノリティで、今そんなことをしたらまわりにかなりビックリされそうです。
しかし、このお話だと、荻上さんの持ち味のシュールさを控え、もう少しエモーショナルに描いて欲しかった気もしますが、あまり熱を込めすぎても逆にヒキそうな気もします。これぐらいがちょうどいい塩梅なんですかね。
あと、編み物🧶に関するそれぞれのエピソードも良かったです。
街で手編み風のセーターや手袋をしている人を見かけたら、糸ひとつひとつに誰からのどんなエゲツない情念がこもっているか勘ぐってしまいそうです。