きら

彼らが本気で編むときは、のきらのネタバレレビュー・内容・結末

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

一生懸命女性になろうと、きっとお料理も仕草もお化粧も、なにもかもをがんばってきたのであろう、トランスジェンダーのリンコさん。

けなげでかわいらしい、リンコさん。

なんだか英国人女性アーティスト、サラ・ルーカスの作品、ベッドの上にケバブとかが置いてあるやつ、あれをもっとふんわりとフィルムにしたような、そんな映画に感じました。

愛って?
本物の愛って?
女性性って?
母性って?

と色々考えながら観ちゃいました。


ラストのリンコさんからトモへの贈り物が切ない……。リンコさんの切なく哀しくユーモラスな生を性にして表現していた。
なんだかラストシーンがいちばん、荻上監督っぽかったです。
きら

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