試写会。
見終わって「愛情の難しさと尊さ」を感じた。トランスジェンダーのリンコに惚れ込んだマキオ、実娘を上手く愛せないヒロミ、同性を愛してしまうカイ、リンコとマキオを取り巻く心の頑な大人達…
編み物をモチーフに、LGBT・育児放棄など社会課題の根底にある愛の問題が描かれている。
しかしながら、主人公リンコの心が美しすぎて、個人的にはあまり共感や感情移入が出来なかった…。世界観に入り込めるかが分かれる映画だと思う。
トモの友達・カイが苛められるシーン。自分の小学校でも、少し女の子っぽい男子がいじめられていたことを思い出した。
当時は「差別してはいけない」なんて分からなかった。でも、その時こういう映画を観ていたら、理解はできなくても、感じることは出来たのかもしれない。