久々に映画で泣いた
「男とか女とかどうでもよくなってきちゃったんだ」
という序盤のセリフが、見終えてからのわたしにじんわり広がった
何気ない言葉に全部意味がある作品だった
リンコさんは、素敵な人だった
素敵な女性、というより、素敵な人だった
男とか女とかどうでもよくなっちゃうくらい、リンコさんは素敵な人で、優しさに満ちていた
でも、どうでもよくなってきちゃったとしても、世間には性別というレッテルがあって、
戸籍では、とか、普通は、とか、そんな風に生活に埋め込まれているんだよな〜〜
ただそれを、誰が考え直させてくれるかといえば、家族であるとわたしは思っているし、この映画はそんなことを改めて教えてくれた
生田斗真も素晴らしいけど、そんな生田斗真をさりげなく愛おしそうな目で語る桐谷健太も素晴らしい
いい映画だった 泣いてしまった