みどりまま

彼らが本気で編むときは、のみどりままのネタバレレビュー・内容・結末

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

男性部屋に、入院させられたこと。あーこういうことなんだって、わかりました。ともちゃんが、コンビニおにぎり食べれないように、ともちゃんのお母さんはともちゃんに毛糸の服を買わない。お母さんが作った手編みの服を着ない。ともちゃんのおばあちゃんは恨み辛みを毛糸にこめ、棺桶に入れる。どんなに辛い目にあってもお母さんを選ぶのはわかってる。でも、切ない。お母さんを宜しくと、頭を下げる弟。あんたのお母さんは「たまに」間違うと、全否定をしないで言うともちゃん。息子のことを知ったときの母の気持ち、小池栄子も田中美佐子も同じ母親。小池栄子もいずれ田中美佐子的な心になるのかな。もし自分ならどうだろう。題名からどんな映画なんだろう、編み物がどう映画に入ってくるのだろうか?と、思ったが、「本気に」の意味も「彼ら」と、複数な意味もわかった。海で供養するシーンが素敵。また、最後のシーンも、素敵。包み紙を開けたときのともちゃんの顔、ホントに知らされてなかったのかな?と、思ってしまった。ヒリヒリするシーンが沢山あるが心温まる映画。
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