このレビューはネタバレを含みます
これ、けっこう好きな作品。
主人公が若君を笑わせようと、いろいろ努力するんだけど…。
ほっしゃん仕込みの「うどんすすり」を始め、いろいろと「ネタ」を仕掛けていく場面も面白いんだけど、最後の日の駆け引きも違う意味で「面白い」。くだらない部分はとことんくだらないんだけど、しめる部分はとことんしめる。そんな感じ。「武士の家計簿」同様「刀」を使わないからこそ、より鮮明に武士道を描けてる。
必ずしも「Happy」とは言い難い結末なところに、監督の意図があるのかなと思う。
アメリカよりフランス、と言えばどんな結末か想像できるかな。