ぽへ

ドラゴン・タトゥーの女のぽへのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
3.5
10年ほど前に予告を見て、おもしろそうだな…と思ったきりだったので視聴。

これから視聴を考えている人にまず一番に伝えたいことは、猫が死にます。あっもしかして死んじゃったかな…?とかいうのではなく、めちゃめちゃ鮮明に惨殺されています。それからレイプシーンも結構詳細に描かれているので、そういうシーンが辛い方にはあまりおすすめできない映画かと思います。

見た感想。
全体のサスペンス要素については、私は最後まで誰が犯人なのか、ハリエットの事件の真実など全く予想できずに楽しんで見ることができました。これはよくも悪くも、私の理解力の無さも関係しているかも…。一族の人々の兄弟関係などがほとんど「?」というまま見ていました。結構複雑です。ただ、最終的にはなるほどね、となれるのでよく分からないまま見ていても大丈夫です。たぶん。
そして、この映画の何よりの魅力はリスベットだったと思います。不器用で変人で頭が良くて可愛い。このキャラクターを知れただけで、見た価値があったと思えるほど魅力的でした。ずっとさみしくて、誰かに寄り添いたいのに怖くて、ひとりで。そんな彼女にとって、ミカエルが大切な存在になっていくのが映画が進むごとにじわじわと感じ取れるのがとてもよかったです。
そしてラストシーン、ため息が出ました。


最後の感想「おい!!!!!!!!!!終わるな!!!!!!!」
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