シートン

ドラゴン・タトゥーの女のシートンのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
4.3
ひとりで生きることの哀しみ、いや、サイバー空間でひとりで生きてゆけてしまうことの哀しみ。
友達とは彼女にとってどんな存在をいうのだろう。たぶん彼女に友達ができることはもうない。

一方で、中年の白人男性であらざるを得ないことの閉塞感と限界もひしひしと迫るように描かれていると思う。

階級と性差の問題。その傾斜を利用した暴力。その題材のアクチュアリティ
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