吉良吉影

ドラゴン・タトゥーの女の吉良吉影のネタバレレビュー・内容・結末

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

小さい頃にこの作品を映画館の予告で観て、怖そうと思った記憶が鮮明にある。15禁の映画だが、こんな内容だったとは。あの頃にこんなの見たら、意識がぶっ飛んでるかもしれない。

007シリーズは全く観たことがないが、やはり探偵ものといったらダニエル・クレイグ。雑誌記者として少女行方不明の事件を追うが、相棒がドラゴンの刺青を入れた超パンクな女。中盤にかけてはキモいおっさんに強姦されてからの復讐シーンしか印象に残ってないが、二人の目的が一致してから事件を追うパートは面白かった。

宗教関連のイかれた殺人(直接的な描写はほぼない)が『セブン』らしさを感じられた。実際に事件を追うときも、写真一つ一つを目比べて不可解な点を粗探ししているのか。事件を追うことは、タフな仕事だ。

最後にリスベッドがミカエルを想う気持ちから、人間らしさをやっと感じられたが、結局は二人は別々の道を歩むことになりそう。人情が無い奴が人の心を取り戻す展開のような若干の救いをしてあげて欲しかったのが個人的な感想。
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