Saiga

ドラゴン・タトゥーの女のSaigaのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
3.9
「セブン」「ファイトクラブ」で有名なデビット・フィンチャーの作品。セブン風のサスペンス映画。

【ストーリー】
名誉毀損で敗訴し信用を失った雑誌記者が、ある富豪から依頼を受ける。その内容は、「何十年前に疾走した姪っ子、おそらく殺されている。調査をして真実を明かして欲しい」という内容。その富豪は自分の一族を疑っている・・・というお話。

非常に複雑な家系図があり、名前を覚えるのが大変。顔と名前がなかなか一致しない。デビット・フィンチャーらしいスタイリッシュな映像と、非常に魅力的なキャラクター、セブンやゾディアックのように真実に近づいていく緊迫感と人の知りたいという欲求を駆り立てる演出。158分と割と長めの上映時間ですがあっという間に終わりました。
私はリズベットにとても共感していたので、最後の演出はなんだか切ない気持ちで終わりました。ですが、サスペンス好きの皆さんにはぜひ見ていただきたい作品です。
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