わにたつまき

ドラゴン・タトゥーの女のわにたつまきのネタバレレビュー・内容・結末

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます


リスベットにキュンキュンする映画。

敏腕記者と天才調査員が40年前の行方不明事件を解決しますよって話。

何せオープニングロールで流れる楽曲が[移民の歌]なんです。プロレス好きならピクッとなる。

ドラゴン・タトゥーの女のタイトル通り、この作品で1番魅力的なのはルーニー・マーラ演じるリスベット。

見た目はモヒカンに顔中ビアスで、たとえ性的に搾取されても、その何倍どころか一生消えないような罰を下す激しいキャラクターだが、 仕事をすれば完璧な記憶力と類まれな情報収取能力と分析力を持っていて、巨悪をひとりで粉砕してしまう。それでいて好きな人にはぺたっと懐いてしまう的な可愛げもあって振れ幅も凄い。なぜか相手に贈り物を贈ろうとすると良くないことが起こるなど不器用で生きづらいキャラでもあって、キャラクターとしては魅力しかない。

フィンチャー作品だからとにかく上質。
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