SNOOPY

ドラゴン・タトゥーの女のSNOOPYのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
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ルーニーマーラの体当たり演技が最高。精神異常者を自覚(自覚というよりはその生き方を受け入れて生きる覚悟を決めてる)してるけど芯を持ってて相手を選び、自分のことを認めてくれる人に対しては誠意持って接する。逆に蔑ろにされたら徹底的に逆襲する。人間として素晴らしい。

あとハッキング能力カンストしててすき。「タトゥー除去サイト見るな」が痺れた。

大企業の汚職を叩こうとして敗訴し崖っぷちになった記者が突然とある一族の長から身内殺しの犯人探しを依頼され、調査を続けていくうちに一族の闇に足を踏み入れる。
リズベットとどこで交わるんだろーって思ってたらなるほど、一番信頼できそうだってかんじ。

ブルムクヴィストの捜査はTHE記者って感じでリアルで面白いけど、リズベットは天才的スキルを遺憾無く発揮して凄まじい勢いでパズルを完成させてくのが爽快。地下資料室で文字通り「寝食を忘れて」没頭してる姿がかっこよかった。
2人のバディアクションとまではいかないけど息のあった展開があるからこそ、ラストは切ない。革ジャン捨てなくていいよ、僕が着てあげる。って言いたい。
ブルムクヴィスト絶対プレイボーイだもん、だってダニエル・クレイグだもん。
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