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ドラゴン・タトゥーの女の記録のネタバレレビュー・内容・結末

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

サスペンスはやっぱり面白い
名作と言われてたけど観てなかったから観たら面白かった
けど、なんか真相がもっと衝撃的な内容を期待した

ダニエルクレイグかっこよすぎ
こういう歳の取り方したい





以下開設サイトよりコピー

https://mihocinema.com/dragon-tattoo-3871#toc3

記者のミカエルはスウェーデンの実業家ヴェンネルストレムの汚職事件を告発する記事を書き、名誉毀損で訴えられていた。この裁判でミカエルは敗訴し、巨額の賠償金の支払いを命じられる。

ミカエルは「ミレニアム」という雑誌をエリカと共同発行している。エリカは既婚者だがミカエルと長年肉体関係にあり、公私に渡るパートナーだった。そんなミカエルのことを、ディルクという弁護士が調査していた。調査を担当したのは、リスベットという特異な風貌をした女性調査員で、彼女はミカエルをクリーンな人物だと報告する。

ミカエルはディルクから連絡を受け、大物実業家のヘンリック・ヴァンゲルがミカエルに会いたがっていると聞かされる。金銭的にも破綻していたミカエルは、しばらく編集部を離れることにして、ヘンリックの暮らすヘーデスタ島へ向かう。

ヘンリックは、表向きはヴァンゲル一族の評伝の執筆ということにして、姪のハリエット失踪事件の謎を解明してほしいとミカエルに頼む。ヘンリックはハリエットが一族の誰かに殺されたと思っており、その人物を暴きたがっていた。

1966年9月24日。16歳のハリエットは忽然と姿を消す。この日は年に一度の役員会と晩餐会があった日で、町ではヨットクラブのパレードが行われていた。ハリエットは友達とパレードへ行き、その後屋敷へ戻っている。同日には、町と島を結ぶ橋の上で大きな事故があり、ヴァンゲル家の人間も事故の処理を手伝った。ハリエットは事故の1時間後まで屋敷内にいたことが確認されているが、晩餐会には姿を見せず、そのまま行方不明となる。その後大規模な捜索が行われたが、ハリエットの死体も発見されず、事件は迷宮入りした。

ヘンリックは、見返りとしてヴァンネルストレムの有罪の証拠を用意していた。ミカエルはその証拠欲しさに、島へ滞在してこの謎の多い事件の調査を始める。

ミカエルはヘンリックの屋敷のコテージを与えられ、そこに荷物を届けてもらう。一族の人間は、この島でバラバラに暮らしていた。一族には癖の強い人間が多く、ヘンリックは甥のマルティン以外は信用していない。マルティンはヘンリックの後継者で、ハリエットの兄でもある。ハリエットの父親のゴッドフリートは1965年に泥酔して海で溺死し、母親も育児放棄したため、ヘンリックがこの兄弟を引き取っていた。

ミカエルは当時の刑事を取材し、ハリエットのメモ帳を入手する。そこには5人の名前、もしくはイニシャルと、謎の数字が記されていた。元刑事は、ハリエット失踪事件はレベッカ事件と同じような未解決事件だと表現する。

一方、リスベットは病に倒れた前の後見人の代わりに、新しい後見人をつけられる。リスベットは、12歳の時に性的虐待をしていた父親を焼き殺そうとして精神科に入院。その後も飲酒や薬物、さらに暴行容疑での逮捕歴があり、23歳になった現在でも、精神科医は後見人を必要とする判断を下していた。

前の後見人はとてもいい人だったが、新しいビュルマンという後見人は、リスベットのお金を管理して、彼女に性的行為を強要してくる。後見人なしでは社会復帰を許されないリスベットは、ビュルマンの言いなりになる。ビュルマンの欲望はさらにエスカレートし、リスベットはベッドに拘束されて、ひどい性的虐待を受ける。

しかしリスベットは反撃に出る。ビュルマンを電気ショックで失神させてベッドに拘束。前回の性的虐待は全て録画しており、リスベットに有利な報告書を書かなければ、その映像をネットにばらまくと脅す。さらにビュルマンの体に、“俺はレイプ魔のブタ野郎”という刺青を掘り、二度と悪さができないようにする。

ミカエルの調査は難航していた。ヘンリックとマルティン以外はミカエルを歓迎しておらず、調査にも非協力的だった。一族を嫌ってロンドンで自立しているハリエットの従兄弟のアニタも、一族の話はしたがらない。ただ、事件当日に行われたパレードの写真のネガを入手し、その中にハリエットの姿を発見することができた。さらに最近新興宗教に傾倒している娘の何気ない言葉から、メモ帳にある“R.Y”というイニシャルが、1940年代に惨殺死体となって発見された、レベッカ・ヤコブソンのイニシャルであることに気づく。これが刑事の話していた、未解決のレベッカ事件だった。

そんな時、ヘンリックが発作を起こして倒れ、危篤状態に陥る。ミカエルは調査に助手が必要だと判断し、ディルクから自分の調査をしたリスベットのことを聞き出す。

ミカエルはリスベットの家を訪ね、助手になって欲しいと頼む。リスベットは調査内容のあらましを聞き、すぐに調査を開始する。

リスベットはメモ帳にあった残りの4人が誰なのかを調べるため、ハッキングをして警察のデータを調べる。それはレベッカと同じく、惨殺死体で発見された女性たちの名前で、いずれの事件も未解決だった。5人は全員ユダヤ人であり、それぞれレビ記に記されている通りの、異常な殺害方法で殺されていた。ヴァンゲル家にはユダヤ人嫌いが多く、ヘンリックの兄もナチ信者だった。どうやらハリエットも、この連続殺人事件の犯人を追っていたようだ。

ミカエルは露骨な嫌がらせを受けるようになり、銃で命を狙われる。頭に怪我を負いながらも何とか逃げ帰ったミカエルは、リスベットに治療してもらう。そしてリスベットは自ら裸になり、ミカエルと一線を越える。彼女はミカエルを愛していた。
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