縞

ドラゴン・タトゥーの女の縞のレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
3.6
OP映像の気持ち悪さがなんかこの映画を現してるみたいで、そこになんとなくフィンチャーぽさを感じた。ヴァンゲル一族の関係性がややこしく、誰が誰なの?となりつつ、少女が失踪した事件自体は謎が深くて面白い。リスベットのやられたらやり返す反骨心のある、それでいて頭の切れるクールな所が格好良い。それでいて、前の後見人やミカエルに見せる優しさもあって、複雑な内面を演じるルーニー・マーラが凄くいい。ダニエル・クレイグはなんか調査してるの似合う。考えてる時の姿と表情が上手いんだろうな〜。ミカエルとリスベットが出会って、どんどん調査が進むまではじれったい。謎解きの爽快感はあるけど、変態率が高くて胸糞の悪い場面が多いので苦手な人はやめたほうがいいかも。
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