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ドラゴン・タトゥーの女のKtkTのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
4.8
見たら超絶好きなのに、暗くて重くて長いからいつも手を出すのに時間のかかる監督。メインの謎解きのスリルがあるし、結末もめちゃくちゃ面白い。ルーニー・マーラの前段が結構長く感じるけど実はかなり重要で、ここがあるから協力する動機が腑に落ちるし、そこで共同戦線を張るダニエル・クレイグが大事になってくるのも何となくわかる。
カットバックが秀逸で特にダニエル・クレイグとルーニー・マーラが同時に真相に迫っていくカットバックが異様に不気味。後ろから犯人に襲われるんじゃないかと思って見てた。
レイプシーンや、レイプ絡みの未解決の連続殺人が出てきたりして、かなり女性蔑視的な展開も多く見える反面、それらの問題をめちゃくちゃ有能なルーニー・マーラが解決していくのも一個のテーマとしてあるのかな。
そしてまさかまさかのビターエンド。後味がこっちだとは思わなかった、、、。
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