これはサスペンス・・・ではなくフランス映画だ。それもかなり。煽り文の『犯人よりも危険なのは彼女だった』ン？そういう話だった？？？ 文字に起こすとそうなんだけど、でもなんかそういう話ではないんだよな、ではどんな話なのかと言うとフランス映画だよ、と。それもかなり。
彼女というか映画に出てくる誰にも感情移入はできなかったという。他人に対するスタンスがフランス人的なんだけど禅的ですらある。ひょっとしてフランス人は禅と相性いいんじゃないのか。父と夫にはすすめないかな。あいつらハリウッド映画が大好きだから。
インテリアやファッションが眼福でした。シスターフッドな要素もあって終わり方がかなりツボ。好きな映画です。
次は津山三十人殺しの映画でも観てバランスとるか。
