daityan1009kura

エル ELLEのdaityan1009kuraのネタバレレビュー・内容・結末

エル ELLE(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「ベティ・ブルー―愛と激情の日々」の
フィリップ・ディジャン氏の
小説「Oh…」原作、
「ロボコップ」「氷の微笑」等の
名匠ポール・バーホーベンが監督作品で、
セザール賞作品賞、
ゴールデングローブ最優秀外国語映画賞
受賞作品。
評価が非常に難しかったです。
主演のイザベル・ユペール氏は、
妖艶で本作以外でも
数々の賞を受賞している名優です。
のっけから主人公が何ものかにレイプ
されるシーンからスタートし、
暴力、犯罪加害者及び被害者の苦悩、
結婚観、不倫等、様々な要素が複雑に
入り組んでいます。
本作公開当時は、日本でも元TBSの
山口博之氏の同様の事件が
不起訴となった時期でした。
ちなみに、
民事では双方の上告が棄却され、
「山口氏が同意なく性行為に及んだ」
ことでの賠償のみを認める形で終結した。
ただ、主人公のユペール氏演じるミシェル
は女性としてというよりは、
一人の経営者として、
社会に力強く立ち向かっている、
そんな印象でした。
daityan1009kura

daityan1009kura