このレビューはネタバレを含みます
観てる間は怖かったり戸惑ったり可笑しかったり、
あと話の着地点を探るような気持ちでいたけど、
最終的には女であること、自分であることを祝福されたようなスカっとした気分で劇場を出た。
主人公の肚の座り方は凄まじく、レイプされたのにちゃんとそれが割礼済みだとチェックしていた観察眼など見習いたいところがたくさんあった。
その反面、最終的にダメ息子ダメ元夫には甘かったりして、
女同士でアタシたちってダメな女よね〜なんて言いながら一緒に酒を飲みたいような仲間にしたい女でもあった。
あと、お隣のクリスチャンの女性、夫がレイプ犯だったってのに主人公に謝ったりしないのが日本ではありえなさそうで良かった。
そして主人公も正当防衛とはいえ息子がお隣さんの夫を殺してしまったのに謝ったりしない。もちろんお互いそんなこと求めてない。
そういうとこも良かった。