リタ

エル ELLEのリタのネタバレレビュー・内容・結末

エル ELLE(2016年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

陰湿系B級スリラー見たくて見たが
まぁ雰囲気は期待どおりではあったものの

つい読んだネトフリ紹介文に
「犯人を探すうちに〜」とあったが
ほとんど探してない…


家族とも上手くやれない気の強い熟女の
奔放な性生活の話だった。
すげえな。笑
カルチャーショック受けた。笑


この話一体どこに向かっているんだろうかと
途中何度も思い、
見終わっても何だったんだ…という印象。


映画は面白くないわけじゃないんだが
その神経信じられないということばかり笑。
さすがフランス映画。


友達とにこやかにお墓を歩くラストシーンも変だけど
向かいの奥さんとにこやかに話すのもすごく変。

明らかに不貞の子なのにヘラヘラしてる息子夫婦も変
最後普通にヨリ戻してたのも変。
(息子は発達障害かな?)


いや思い返せばレイプされたあと
直ぐにムクっと起き上がり
自分の体どうこうよりも割れ物の片付けしたところから
ずーっと変だった。

許容範囲を超えて何も無かったことにしたいのか
と思ったけど、やっぱ変だよ。笑

なんかここまで変だと批判する気力も失せるというか
そうか、そうなのか…
と受け入れてしまう不思議。笑

世の中には快楽のために人を殺す人もいるのだから
些細なきっかけで大量殺人を犯した父親の子だし、
こういう人もいるのかもね…って。


あと退屈せずに見られたけど起伏がなくて長く感じた。

イザベルユペールは終始美しかった。
なんだあの華やかな身のこなし。

猫が酷い目に会うやつじゃなくて良かった。
リタ

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