どちらの言い分もよくわかるので、自分の意見を言いづらいと思った。
映画のレビューから外れるが、ちょうどこれを見た後、博士ちゃん(サンドウィッチマンさんと芦田愛菜ちゃんの番組)を観ていた。
中学生の男の子(今回の博士ちゃん)が東京大学の遠藤教授に案内されながら、東京大学農学部の研究室や博物館をめぐっていた。
より優れた性質を持つ生物が生き残っていく進化についてや、異なるグループに属する生物が同じような性質を獲得している収斂進化ということについて語っていた。
※収斂進化をこういうふうに読み取ったのですが、間違ってたらすみません。
その中で、今さっきまで生きていた生命に感謝しながら研究を進めることが大切だと言っていて、ちょうどさっき見た『オクジャ』につながるのではないかと感じた。
例えば林間学校で魚を捕まえて焼いたり、クリスマス骨つきの鶏肉を食べるとき、
私はその生きていた姿を思い浮かべて食べられなくなるのだけれど、本来それって、どのような状態でも感じて、感謝することが大事なのかもしれない。
林間学校で私は命を刈り取るということができなかっただけで、もう息のない魚を捌くことはなんの気無しにできてしまう自分が怖い。
女の子は良くも悪くもオクジャだけを助けに行動したし、鶏肉が好きで、家畜のニワトリにはそこまでの感情がないというのがリアルだった。
人って自分が特別に感情を持っているものにしか助けの手を差し伸べることはできないんだろうな。