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オクジャ okjaのtammyのレビュー・感想・評価

オクジャ okja(2017年製作の映画)
4.7
ここ数年見た中で一番泣いた。
どのシーンもずっと辛くて、オクジャを想うミジャの愛が切実で泣いてしまった。
最後の夜の帰り道のスーパーピッグもつらく、苦しくて泣いた。

登場人物それぞれに守るべき正義があって、動物愛護だったり、食糧難だったり、ビジネスだったり、家族愛だったり、その全てをそれぞれが信じているからこそ、違う立場から見たらきっと違う映画になるんだろうな、と思った。
その人がミジャを邪魔する悪い人のように思えても、一概に悪とは括れない。
駆け出したミジャを追いかけるお爺さんが苦しかった。どんな気持ちだったろう。

人間が家畜の肉を食べ続ける限り、オクジャたちと同じような状況がいつも世界中で起こっているんだな。
環境保護・動物愛護のためにベジタリアンになるのもありだと考えさせられた。
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