ポール・ダノ祭り第一弾!
かわいくてお茶目な音楽とともに、今の狂った世の中に中指を立てるとんでもないパンク映画だった…!なのに観た後のとんでもないぽっかり穴の空いた感じ…してやられた!
キャラクターが個性ありすぎて、誰も嫌いになれない。こういうテーマの映画は体制側が「悪者!」みたいに、観客の嫌悪を引き出しがち。
でもティルダ様の凄まじい演技(あの方のあんなに明るいキャラ始めて観た笑)に引き込まれちゃうし、滑稽な側近たちもなんか見ていて面白いなぁってなるし。
逆に反乱者側が掲げる理念も、どことなく危うい感じもあるし、いい意味で「それでいいのか?!」って疑問をもたせてくれる。
ポール・ダノの静かに熱もってる感じ…オフセンターなリーダーって感じのカリスマ性にやられました。もう一回堪能したい。