ゆっきー

ラ・モルト・ルージュ(原題)のゆっきーのレビュー・感想・評価

4.0
傑作。
静止画と動画を組み合わせた映画。
自身の最初に見た映画、ニール『緋色の爪』へのトラウマ。映画と現実(内戦)が恐怖でリンクする。
寝室の白い壁に伸びる、窓からの光による黒い影。『ミツバチのささやき』のアナの感性がここでも。
恐怖でスクリーンから目をそむけたビクトル少年が、闇の中でスクリーンを見つめる大人たちの顔を観察するシーンが良くてね。俺もあんな顔して映画見ているんだろうなぁ。
ゆっきー

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