大阪万博の展示映像。
8面スクリーンの全長は横が48メートルくらいだろうか。縦が16メートルくらい?
とにかく巨大な画面だったのだろう。
今となってはモニターで疑似体験するしか方法がないのが残念。
市川崑の繋ぎのポップさをこれでもかと体感する映画。
当時は音楽やナレーションが付いていたと思うが、音声原版が残っていないらしく、無音で観た。
しかし、これは市川崑の編集美学を純粋に体感するにはもってこいの見方かもしれない。
音楽が無くても、映像自体がリズムとテンポを持っている。陳腐な表現をするなら、まさしく視覚的音楽である。
8つのスクリーンを縦横無尽に駆け回る映像たち。