スティーヴマックィーンの肝入りの作品「栄光のル・マン」の未公開フィルムが見つかりこのドキュメンタリーが作製された。
スティーヴの肉声テープや製作関わったスタッフのインタビュー、元妻ニールアダムスや長男チャドマックィーンのインタビューがメイン。
・撮影中にプライベートで事故を起こした事
・マンソンファミリーに狙われていた事
・自身の浮気や当時妻の浮気
・「荒野の七人」「大脱走」のジョンスタージェスの降板
・レースパイロットの大事故
・脚本が出来ず撮影が長期化で予算オーバー、スティーヴの指揮権剥奪
などなど
スティーヴマックィーンが亡くなる前のインタビューで、自身のガン発症の原因は何か？と問われた際、二つあると答えた。
「ひとつはアスベスト」
「もう一つはUnder pressure」
そのUnder pressure(重圧)が「栄光のル・マン」の制作であった。
「栄光のル・マン」撮影8ヶ月前のインタビュー
人生をやりなおせるなら？
「全く同じ人生を歩みたい」
撮影後
「もうやりたいと思わない」
「足を洗った」
レース撮影中の接触事故でパイロットのデビッドバイパーが片足を失う惨事が起きた。スティーヴとはそれっきり疎遠となるも実際には彼はずっとデビッドの事を気にかけていた。
45年後のこのインタビューでその事を知り、涙ぐむデビッド
実際にル・マン24時間耐久レースに参加したかったスティーヴ
後に息子のチャドが果たす事になる。
