花芯に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 4ページ目

「花芯」に投稿された感想・評価

戦時下、女としての幸せを求め続けた女は、夫も子供も振り返らず、ただ女としての生き方を追い求めた。

本作は瀬戸内寂聴が書いた原作を元にしてほり、原作発表当初は評価される一方で子宮作家と嘲笑されるなど…

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DVD📀所有、再鑑賞。「海を感じる時」の安藤尋監督作品。瀬戸内寂聴が1957年、瀬戸内晴美時代に発表した同名小説原作。村川絵梨、林遣都、安藤政信主演映画。

傷つきながらも女としての性愛を貫くヒロイ…

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M

Mの感想・評価

4.0

ぶっ飛んでる女って死ぬほど魅力的にみえる。官能的で好きな作品だった。なんとなく、「寝ても覚めても」の朝子に通ずるものを感じた。

なんとなく小説も買ってしまった。まだちゃんと読んでないけど、読み取り…

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akn

aknの感想・評価

3.5


これは、一見微妙な作品に見えるけど
園子を掘り下げていくと楽しい。

園子にとって生きるってことが
性行為で、それを求め続ける
ことが唯一興味をもてること
その瞬間だけは生を感じとれる

妻にもな…

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るい

るいの感想・評価

3.4

雨宮にとっては不憫ちゃ不憫だけど、言動から性格を考えると単純に園子とは合わなかったんだろうなと。
包み隠さず自分の欲望のままに生きる園子、この時代は生き辛そう…でも最後の園子が全てを語ってるのかな。…

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hide

hideの感想・評価

3.8

なかなか好きな作品

村川絵梨と林遣都が好演。
林遣都のファンですが、劇中の彼は鬱陶しくて嫌になってしまうくらい2人の演技が上手かった。

園子役の村川絵梨さんは妖艶で冷めた感じがまた美しい。

不…

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soffie

soffieの感想・評価

3.7

2016年公開

原作は1958年に発表された瀬戸内寂聴の同名小説。

この小説は瀬戸内寂聴の自伝的小説である

新潮同人雑誌賞を受賞後
プロとして発表した「花芯」はその内容から「ポルノ小説」と文壇…

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Hiii

Hiiiの感想・評価

3.3

瀬戸内寂聴さんの実話めいた言葉では表現しづらい部分の人間の曖昧な感情を描いた作品。
賛否両論あるとは思うが、綺麗事だけではない人間の感情を表していて私は好き。

特に昔は自由恋愛はあまり無かっただろ…

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戦後の日本。
親決めた許嫁と結婚することになった園子は、夫の雨宮に愛がなく全く関心を持てないでいた。
毎晩求めてくる夫に気持ちがなくただ身を任せる園子だが、夫の転勤で移り住んだ京都で夫の上司である越…

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寂聴節が炸裂してた。
瀬戸内寂聴さんの実話っぽい感じのストーリー。

主人公が男女逆だったら映画にも原作発表当時も話題にならなかったと思うと今以上に女性に窮屈な世の中だったんだなと。

心此処にあら…

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