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花芯のtheocatsのレビュー・感想・評価

花芯(2016年製作の映画)
1.6
すかした蓮っ葉*冷血*欲情女狐という意味で

はヒロインは適役であり良く描けているということにはなるだろう。
しかし、あれではあくまで個人的にだが見ているだけでムカムカ腹が立つ真性のアバズレ・ビッチでしかない。

確かに綺麗でセクシャルかもしれないが、出会った男皆を虜にする(映画では4人)魔性性は弱く、何でも知っている風の口を利くすかした蓮っ葉女としか映らなかった。

ヒロインの女優さんは本作で初めて知ったが、例え胸だしがなくても他の一線級の女優ならどうなっただろうと想像を巡らせることになった。(やはり、演技派女優の方が自分の頭の中ではベター)

映画的にも室内劇風の絵面が目立ち、戦中戦後の雰囲気描写という点で実感が乏しくダイナミックさが欠如、小さく委縮し過ぎてしまった印象。

1.6の二つ星


原作は知らないが寂聴さんが言わんとするところが、この映画でどれほど表現し切れているか甚だ疑問。
002107
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