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ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆のmasayaのレビュー・感想・評価

4.1
【第6回 chi-masa鑑賞会】

イ・ソクフン監督、ファン・ジョンミン主演による、アジア初のヒマラヤ8000メートル峰(14座)の登頂に成功した実在の登山家であるオム・ホンギルとその仲間たちが経験した実話に基づく挑戦の物語。

恥ずかしながら初ファン・ジョンミン兄貴。

ボクが山岳ものが好きだという事を差し引いても素晴らしい映画だった。

美しく雄大な景色、POVを多用した見事なカメラワークとリアリティ溢れる映像、個性豊かで魅力的な登場人物との温かくユーモア溢れる会話、涙無しには観られないシナリオ…

こう言っては夢がないが、特殊メイクも素晴らしかったし、ファン・ジョンミン兄貴の雪焼けして凍った髭面は最高にカッコ良かった!

終盤の感情の盛り上がりを見据えた構成が見事。
もうラストシーンは涙腺が大雪崩で遭難しちゃうよ🥺💦
笑って泣いて感動して、大切なことをたくさん教えてもらった。

ただ、ヒューマン遠征隊を称賛美化する視点だけなのは韓国らしいというか、少し危ういなとも感じた。

最後にオム・ホンギルの言葉を紹介したい。
「つらく苦しい極限の状態では、知らなかった自分が姿を現します。全ての仮面が剥がれるのです。普通の人は己の素顔を知らずに生きているのかもしれません。」
ベルイマンの『仮面/ペルソナ』が思い出されるような深い言葉だ。

皆さんも自分の本当の素顔を見たくはありませんか?
僕は見たくありませんwww

💞ちぃちゃん💗今回もありがとう💞

✨ありがとう✨TFさん😉
(観るのが遅くなってゴメンなさい💦)
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