≪鑑賞.11 :2011/6/20≫
松本人志監督第3作。
奇をてらってないのが良い。
前の2作と違って、解り易く映画にしてる。
前のは映画じゃなくて良かったし。
ただ…追手の3人は何で殺そうと…
とにかく独特な世界観(笑)
主人公の野見勘十郎は[ある出来事]がきっかけで脱藩し、賞金首になりながらも娘のたえを連れてあてのない逃避行を続けていた。
また藩にいた際にある出来事がきっかけで刀を捨て、…
大日本人が最低につまらなかったんだけど
これはまあまあ面白かった。
時代劇っていうとチャンバラアクションが多い中
こういう人情モノにしたのはいいと思う。
ただそういうことになると
前半の暗殺者のギャ…
François Truffautに言わせれば、これはまさしく「作家主義」を体現する最良の作品だろう。松本人志という、その時点ですでにある種の地位を確立したAuteurの生き様、哲学、世界観が詰まっ…
>>続きを読む野見さんはカモフラージュ。
本作は松本人志の強烈な心の訴え。
松ちゃんの考える所の「芸人とは」「今、芸人として壁にぶち当ってます」という気持ちがそのままストーリーに。
まず、さや侍とは「笑わす…
松っちゃんも自分だからこそ演じられる笑いの部分はたくさんあるだろう
「大日本人」「しんぼる」ではそのスタイルを貫けたが、本作では全くのド素人おじさんをキャスティングすることによって事実上それが封印…
いい映画だった。娘さんへのラブレターなのかななんてことを考えた。
松ちゃん作の中では一番映画らしい映画なのだろうけど、リアリティのかけらも感じられないところや不思議なシーンもたしかにあった。ただ、そ…