3分弱のショートムービーです。

窓辺に座る若い女性。
外を気だるそうに見ていますが、右腕には銃が握られていました。

指でテンポを取りながら、くるくる銃を回したり、銃を組み立てたり、銃を構えたり…若い女性と銃の風景といったところでしょうか。

リチャード・カーン監督の作品は、主にライブ・ハウスなどで上映されていたようですね。

性的で暴力的な映像が、なんとも言えなく…観る人に影響を与えていく作品が多いです。

エロティックで、暴力的で破壊的…。

アメリカの写真家としても知られるリチャードカーンの短編映画。銃と銃を持った女性の話。

格好良くてエロティックで、どこか90年代の古臭さも残るような作品でした。今作はSEというか劇伴の使い方が伊藤高志っぽい感じもしなくはなかったんだけど、彼の作風に比べると良くも悪くも下品で、好き嫌いも分かれそうです。個人的にはむしろケネスアンガーの実験映画にある政治批判とか、クィア的な要素とか、アングラな雰囲気とか、そういったものに今作は近く、監督にかなり強いこだわりがあるように見えました。

こういう実験映画は割と好きなので、今後も色々見ていこうと思います。

昨日見た「With a piece of chalk」よりこっちの方がIMDbでの評価人数が多くてびっくり…どちらもショートムービー。

女性と銃。何かのアクセサリーかのように銃が溶け込んでいる。ストーリー性はない。イメージ映像のようだった…
官能的ではなく、刺激的なセクシーさがあった。

…よくわからなかった。タイトルの意味もピンとこず。まだ私が子供だからかも。