Filmarks試写会にて
繊細で感情の揺れ動きが大きいけど物語の揺れ動きは少ない。過去に囚われ、兄の死、甥っ子の後見人となったことをきっかけに帰郷した時、目を背けてきた過去に改めて向き合い、その結果………っていう話。
その過去が誰にでも起こりそうなありふれてるくらい小さな過失でどうにも遣る瀬無い。それから主人公は贖罪のような生活を送っている訳だけど、何だか許されるきっかけが沢山転がっていて、見ているこっちは早く許されて欲しいと思ってしまう。
何だろう？この感覚は初めてだから説明しにくいんだけど、そんなに重々しい終わりでもないし、ありきたりな万事解決前向いて行こう！っていう話でもない。何というか少しだけ肩の荷が下りるくらいの感覚。
やっぱり説明しづらいから見て。
