ヒロオ

マンチェスター・バイ・ザ・シーのヒロオのレビュー・感想・評価

4.3
人が大切な人の死に直面した辛さや受け止め方がテーマになっていると思う。

主人公のリーは、兄が亡くなることで16歳の兄の息子パトリックの後見人に選ばれる。
パトリックとの生活を通してリーは過去と向き合う。
リーは事故で子供を亡くし、パトリックは父親を亡くす。
同じ大切な人を亡くした二人だけどパーソナリティはかなり違う。
リーは一見、カッコよくて自由に生きてるように見えるが、どこか無気力で人を避ける印象。
パトリックは社交的で今の生活を楽しんでいる。
その二人がリーの兄、パトリックの父親の
葬儀までの間、一緒に暮らす。

映画の面白さの一つに登場人物の人生を追体験したり考えたりすることだとしたら、僕はかなり満足だった。
ヒロオ

ヒロオ