サトモリサトル

悪名一番のサトモリサトルのレビュー・感想・評価

悪名一番(1963年製作の映画)
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【八尾の朝吉、東京へ行く】
悪名シリーズ第8作。
今回は、金融会社の1億円近い金を盗んで逃亡した男を探し出すため、朝吉が清次と共に東京へ乗り込む。

東京オリンピックの前年に公開の作品ということで、工事によって変わりゆく東京の風景が映し出されている。
こちらはセットだが江波杏子と勝新の差し向かいのシーンで、料理屋の開け放たれた窓から見える喫茶店のネオンサインが何ともレトロで良い。

東映の印象が強い安部徹は、大映だとスマートな人物に見える。

2017.3.8 WOWOWシネマ